数々の音楽賞を受賞してきたカントリーミュージシャン、グレン・キャンベルに密着した音楽ドキュメンタリー。アルツハイマー病に侵されていることを公表し、さよならツアーを敢行したキャンベルをカメラが捉える。
監督を務めるのは『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』などに携ってきたジェームズ・キーチ。キャンベルのほかブルース・スプリングスティーン、U2のジ・エッジら多くのミュージシャンが出演する。
《あらすじ》
ギタリストとしてザ・ビーチ・ボーイズなどの楽曲に参加し、カントリーミュージシャンとしてグラミー賞などを受賞してきたグレン・キャンベルは、2011年、アルツハイマー病であることを公表する。
医師からギター演奏を断念するよう忠告されたにもかかわらず、キャンベルは家族を連れてさよならツアーを行う。
グレン・キャンベル ブルース・スプリングスティーン ジ・エッジ
ポール・マッカートニー ブレイク・シェルトン シェリル・クロウ
キース・アーバン ブラッド・ペイズリー テイラー・スウィフト
この中で、貴方はどれだけご存じでしょうか?みんな有名なミュージシャンです。みんな出てきます。そして、グレン・キャンベルを、絶賛します。そんな凄いグレン・キャンベルは、もちろん日本にもやってきました。おテルは、彼を京都会館で見て、聞いています。
その彼のアルツハイマーが進行する様子が、生々しく映し出される、ドキュメンタリーです。
全米ツアーの途中で、薬を増やすことになりますが、その結果、なんと「あっちの方に効いてきて・・・」と奥方苦笑しながら証言しています。
この表情を見てください。でも、最後までギターの腕は衰えませんし、歌もちゃんと歌っています。凄い記録映画です。
★★90点★★