初夏の様な日もあれば、今日はまた薄手のダウンベストを羽織った。農作物の遅霜の被害に注意して下さいと気象予報士が告げる。先日発芽したモロヘイヤの苗を温床からビニールハウス内へ移動させた。いつまでも温床の中に置いておくと、ヒョロヒョロの苗になってしまうからだ。ハウスの中だから大丈夫と思っていたのだが、翌朝沢山の苗が枯れていた。かなり気温が下がったらしい。播き直しが必要だ。忙しい時にひと手間省いたことが悔やまれる。とは言え季節は進む。小松菜などの菜っ葉の今季の種蒔きを5月6日に終えた。収穫は、6月5日頃になる。昨年は、この最終作型の収穫を始めてすぐに雹に打たれ葉っぱが穴だらけになり、収穫の終了を余儀なくされた。今年は、穏やかに季節が移ることを祈る。
京滋有機農業研究会 会長の田中真弥さんが無減農薬野菜などの宅配サービスの会員向けに連載しているコラム「こころ野便り」を当サイトにも掲載させて頂いています。前回はこちら。