元京都大学原子炉実験助教の小出裕章さんが、放射能の被害が深刻だとして東京オリンピックに反対する声明を発表、元駐スイス大使の村田光平さんのHPなどで内容が公開され、 IOCのバッハ会長宛に送付予定とのこと。声明はこちら。
英文に翻訳されたものはこちら。(重要)小出裕章さんが「原子力緊急事態宣言下の国で開かれる東京オリンピック」に反対声明を発表「罪のない人を棄民したままオリンピックが大切だという国なら、私は喜んで非国民になろう」https://t.co/zlbqBcsyCp @Anti_Jigokudama @namiekuwabara @microcarpa @oshidori_ken @taro_koho pic.twitter.com/0pzPZVqQKT
— 大沼安史 (@BOOgandhi) October 4, 2018
小出さんは原子力の安全性に長年警告を発し続けてきた「京大熊取6人衆」と呼ばれる学者グループの1人。声明の中で小出さんは原子力村の罪深さを指摘、「東京五輪に参加する国や人々は、一方では被曝の危険を負うが、一方ではこの国の犯罪に加担する役割を果たすことになる」と書いておられます。今、大切なのは「原子力緊急事態宣言」を一刻も早く解除でるよう国の総力をあげて働くこと、フクシマ事故の下で苦しみ続けている人たちの救済こそ最優先の課題であり、少なくとも罪のない子どもたちを守らねばならないと小出さん。原発研究の第一人者の訴えは一読の価値があります。
小出さんの講演の様子をまとめたものがありましたので、参考にリンクしておきます。(モモ母)