先週、調律師の世界を描いた小説「羊と鋼の森」のレビューを書きました。作品世界に引き込まれたのは、不熱心とは言え子供の頃にピアノを習っていたからかも知れません。楽器の中でもピアノの音色が好きなのも、きっとそのせいでしょう。作業の邪魔にならず心地よく聴けるピアノアルバムをご紹介します。
★「saryo’s collection vol.6」染谷俊
「saryo’s collection vol.6」は神楽坂茶寮というカフェがプロデュースしたCDの第6弾。自宅がカフェになったような心地よさです。
★「COOL STRUTTIN’」ソニー・クラーク
ジャケットも有名な一枚。ジャズ好きだけどジャズ通ではないので、通の方は別のアルバムをオススメになると思いますが、セロニアス・モンクやパド・パウエルはちょっと泥臭い、ビル・エヴァンスやオスカーピーターソンは綺麗過ぎてちょっと物足りない私にはソニー・クラークの都会的な響きがとても好きで、スマホの着メロも「ディープ・ナイト」にしています。
★「チャーリー・ブラウン・オリジナル・サウンドトラック」ヴィンス・ガラルディ
これもピアノジャズです。アニメの音楽に何故かジャズのBGМ。私のジャズ好きは子供の頃に見たスヌーピーのアニメが原点ではないかと最近、気づきました。ちなみに私が見ていた頃の吹き替えはチャーリーブラウンは谷啓、ルーシーはうつみ宮土理でした。自分がもっているのでこのアルバムにしましたが、クリスマスアルバムもオススメ。その中から特に好きな「Skating」のYouTube映像をリンクしておきます。(モモ母)