気が付いたら報道の中心は豪雨被害の方にうつっていました。
地震から23日目,夫がたまたま家の壁にひびが入っているのを見つけました。しかも複数個所です。これについての対策については現在検討中です。
そんな1ヶ月でした。
これまで書いてきたことは,あくまで「私」が体験した話です。我が家はライフラインも一貫して支障がありませんでしたし,被害はマグカップ1つと壁のひび複数個所にとどまりましたので,私以外の人がこの1ヶ月,どんな様子で何を思いどのように過ごしたかはわかりません。
だから「私」が思ったことになるのですが,私はこの地震から得たものは”教訓””いざというときの備えが大事””ブロック塀の危険性”だけではないと思いました。当たり前の日常が続くことが幸せなのではないかということを思いました。そして,困った時こそ,人は人に支えられ,また人を支えているということも。それぞれがそれぞれにそれぞれの場所で,できることを精いっぱいしているということも(市役所職員の方々,図書館の方,保育士の先生,スーパーのレジの方…他にもたくさん)。
まだ自分にとってこの地震が何であったのか,よくわからないのですが,今はそんなことを思っています。
※「6月18日の地震のこと」その3はこちら。