卒業式とこの頃の変化

卒業式のシーズンです。スクールソーシャルワーカー(SSW)として学校にいくと、3月に入ると卒業式に向けた活動を見かけます。しんみりした気持ちとともに、子どもたちの成長を振り返ることができる時期です。

とあるテレビで、「最近の卒業式では、“蛍の光”や“仰げば尊し”は歌われていない」ということが話題になっていましたが、たしかにそうです。ただ、ここ2年は、コロナ禍の影響で歌自体が歌われず、国歌斉唱や校歌斉唱もメロディだけの場合もあります。いろんな時代の背景で、伝統的な式も自然と変化したり、変化を余儀なくされています。

コロナ禍で教育現場で大きく変わったものの一つには、オンラインシステムの導入が挙げられるでしょう。子どもたちはすっかりなれて、教室の大画面に映る校長先生のお話を聞き、パソコンに写る友達と会話をしています。生徒集会もオンラインで行われ、生徒会の選挙もオンライン投票をしていたり、学内のイベントをオンライン上で行い双方向のコミュニケーションを楽しんでいることもあります。

子どもたちの成長は、なんと早いのか。大人がオンラインに慣れるよりも、はるかに早くなじんでいきます。さすがに、デジタルネイティブと呼ばれる世代だなぁと感心します。

学校での取り組みの大きな変化を経験して、今年度の卒業生は新しい世界の扉を開けて一歩を踏み出しました。卒業生のみなさん、おめでとうございます。

4月からは、成人年齢が18歳になります。高校3年生で成人年齢を迎えることになります。時代と共に、いろんなものが変化します。子どもたちには、その変化にしなやかに沿いながら、自分の人生を生きていってほしいなと思います。

子どもたちが、自由にのびのびと学び遊び育てるよう、ソーシャルワーカーとしてサポートしたいと思います。

私の盆栽の桜は、今現在は葉桜になっています。この2週間で、あっという間に花が開き、満開を過ぎました。写真はそろそろ満開を迎えるころの思い出の写真。今の葉が延びてきた姿も素敵ですが、やはり華やかなのはこの時期だと思います。街の中の桜は、まだもう少し先の気配。寒暖の差が激しいこの時期、体調管理には気をつけなければなりません。本格的に春が到来したら、どこに行って何をしましょうねぇ。花粉の話題もありますが、外に咲くさまざまな花を見るのは春の楽しみの一つです。

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兵庫県在住。「福祉×ICTで、毎日を安心安全に、心豊かに。あなたに寄り添う相談援助」をモットーに『森のすず社会福祉士事務所』開業。成年後見等による高齢者・障害者支援、認知症の方と家族の支援ならびに防災と福祉の地域啓発活動、スクールソーシャルワーカー、各種研修講師などの活動に取り組んでいる。2022年から同志社大学社会学研究科の後期課程博士課程院生。カレーと豆好き。犬大好き。社会福祉士、公認心理師、防災士。介護支援専門員。第1種大型自動車免許、2級FP技能士、第2級アマチュア無線技士。