6月18日の地震のこと(2)ー当日午後から夜までー

家に着き,息子と一緒に家の中に入り,仕事用に使っているノートパソコンを2階の書斎からリビングに持ってきました。このパソコンにはLINEをインストールしてあります。その間にもどんどんママ友サークルのLINEがのびていきます。「火事は?」「西冠のしまむらの裏!」「○○ちゃん旦那さん帰ってきた? こころぼそいよな」「旦那帰ってない。近所の学童の子もママがいなくて、一人で家にいるの怖いで預かってる。鍵が空いたら家で基本待つんだって、家ぐちゃぐちゃやろうに、可哀相に。」

テレビは消しました。ネットで高槻市のホームページのリロードを何度もしました。LINEのママ友情報も見ました。「西冠あたりすごいことになってるな。水道とまるのもうなづける」「電車が動かないので、長岡天神から歩いて帰っている者です」「朝から近所の人が、じゅえい小学生が大変や、レスキュー来てるっていってて、私も娘学校やからと思ったけど心配で。ほんと我が子でもおかしくなかったし、他人事じゃなくて怖いし、悲しい」
寿栄小学校で9歳の女の子が犠牲になったというニュースを見て,子を持つ母として,心が痛みました。言葉が出ませんでした。

息子は息子なりに,頑張って(?)テレビ台から落ちたパズルの片付けをしていました。
昼ごろ,息子が飽きた様子なので,Cスーパーへ行きました。このスーパー,もともと,月曜は全品10%オフセールをしているのです。それに加えて買い出しの人が多数で,すごい人ごみでした。レジは長蛇の列で,棚と棚の間もレジを待つ人の列でふさがっていました。とても品物をゆっくり吟味している余裕などありませんでした。一応目的の買い物を確保して,いろいろ考えて飲料水はあるから買わなくていい,息子におやつ,あと簡単に食べられるもの…と,必要最小限のものだけカゴに入れました。適当な列の後ろに並びました。どの列がすいているかなど吟味できませんでした。周りの人のカゴの中を見ると,カップ麺や水などの食糧を買い込んでいる人が多かったです。前の人が紙皿や紙コップを買っていましたが,ぼけーっと「なぜだろう」と思っていました。やはり,ことの重大性を,真の意味では,この時点でまだ認識していなかったかもしれません。このスーパーの近くでは水道がやられていて,断水したりにごり水が出ていたと知ったのは,翌日以降のことです。