既存メディアとネットメディア

先週の国会でNHK関係者の内部告発が取り上げられました。「ニュース7やNW9、おはよう日本などの番組では森友問題をトップニュースで伝えるな」「放送時間は3分半以内に」など細かな指示が幹部からニュース編集担当者に出されているというリアルなもの。3月13日20日の「今日のカナリア」で紹介した従軍慰安婦の番組に対する圧力についても触れられています。

NHKの石原進経営委員長は日本会議福岡支部元名誉顧問。ニュースを見ながら、現場はどんな思いで制作しているのだろうとここ数年ずっと思って来ましたが、内部の声を伝えるTwitterもありました。

一方、最近はインターネットテレビがかなり充実しているようで、ネットテレビ局「AbemaTV」のこんな番組が週末、話題になりました。司会は数年前までテレビの顔だったみのもんた。昔はこういう突っ込んだ番組がテレビで普通に放送されていたなぁと、ちょっと懐かしく思いながら視聴しました。

AbemaTVでは元スマップの稲垣・草なぎ・香取の3人が4月からレギュラー番組を持つそうです。YouTube やTwitterなどウェブサイト上から24時間繋がっているネットメディアに対して新聞やテレビなどは既存メディアと言われます。既存メディアにはかつてのような忖度のない報道を期待したいところですが、放送法のこともあって、今のテレビはどうも政府に遠慮がちに見えます。その結果が・・・(モモ母)


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