前川さんの講演だけじゃない、教育現場への圧力

週末の世論調査で内閣支持率は30%台に急落しました。この状況で予想通り? 菅野完さんのTwitterが金曜から停止されていましたが、本日復活。菅野さんはハーバー・ビジネス・オンラインの記事で佐川単独説の矛盾を指摘しているので、証人喚問の前に是非読んでおきたいものです。

そんな中、前川さんの名古屋市内での講演について文科省が名古屋市教育委員会に問い合わせていた問題に日本会議系の自民党議員が関わっていたことが明らかになってきました。
この件が大きく報道されるのは前川さんの知名度も大きいですが、森友文書改ざんで政治的圧力への人々の関心が高まっていることが影響しているように思います。昨年灘や麻布といった名門校が「学び舎」の教科書を採択した時に政治家が圧力をかけたことも問題になりました。けれども当時はさほど注目されず、そうした事実を知らない人も少なくありませんでした。
さらに自民党が教師の政治発言を密告するサイトを開設していたことは殆ど知られていないのではないでしょうか? このサイトは現在閲覧できませんが、当初、中立を逸脱した例示として「子供たちを戦場に送るな」と主張する教員を挙げていました。
ネット上に残る調査フォームは(こちら)前川さんという人気の高い人が関係したことで大きく報道されている教育現場への政治的圧力。これを機に学び舎教科書採択中学への圧力や密告サイトについても広く知られるようになればと思います。(モモ母)


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